世界のカジノを股にかけ、高額の賭けを行うハイローラーという人達は、映画の中の存在だけではありません。高額を賭けることで有名なハイローラーは、渡航費や食事、豪華ホテルもカジノ持ちで招待されます。カジノ側はあの手この手を屈してハイローラーに来てもらおうとします。

山梨県の不動産王、柏木昭夫は9億円の勝利と15億円の損失、大企業御曹司の井川意高はベット上限額の約3950万円で豪遊していたことで有名です。

そんな中、ルーレットに全財産を勝負したのは当時32歳のイギリス人、アシュリー・レベルです。彼は全くお金持ちではなく、この勝

負をするためにすべての所有物を売り払って作ったお金で、着る服まで売り払っています。この模様はテレビで生中継され、アシュリーさんはレンタルのタキシードを着て出演、テレビの出演料は出ず、負けてしまえば彼は本当に無一文になってしまいます。

ラスベガスで勝負する額は1500万円、赤か黒の勝率50%の勝負です。勝負後、アシュリーさんは、すべてがあっという間で、気づく前にルーレットが回っていたといいます。テレビの中継模様は今でも見れることができます。

モンテカルロを破産させた男、チャールズ・ウェルズは赤と黒に賭けて連戦連勝、数字に賭けて5回も連続的中させ、ディーラーが破産を申告しルーレットは喪中を意味する黒い布で覆われました。ただただ運が良かったといわれているチャールズ氏です。

必勝法のマーチンゲールを信じて破産した伯爵夫人もおり、各々のドラマの背景にはルーレットがあります。